ポップオーヴァー
ニューヨークのアッパーウエストサイドにあった「ポップオーヴァーカフェ」に初めて行ったのは、一体いつだったのでしょうか。
大沢伸一さんに教えていただいた青い看板と赤いナプキンの素敵なお店。あの日から、ニューヨークに行くたび訪れ、大きく膨らんだパリパリ&ふんわりのこの「パン」を、恋人のように愛してきました。
自分で作ってみたくて、自宅でコツコツ焼き始めた頃から、私はポップオーヴァーカフェのようなお店をやりたくなっていたのでしょう。
上手に膨らんだたった一個のポップオーヴァーを古木さんに見せて、ほら!できた!とはしゃいでいた事がとても懐かしいです。
店がオープンして毎朝お店に行っていた頃、古木さんもまた、毎朝お店に来て、ポップオーヴァーを食べてくれました。
アッパーウエストサイドのポップオーヴァーカフェは、2013年1月に閉店してしまいましたが、食べてみたかった、という方は、エルラブにいらしてください。
もちろん、完璧に同じではありません。でも、ポップオーヴァーカフェのポップオーヴァーの存在感と美味しさは、本気で再現しています。
今では写真の大ちゃんのように、みんなが上手に焼いてくれます。
渋谷宮益坂のニューヨーク、アッパーイーストの味。
ぜひ一度いらしてください。
L.
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